STEP 11屋根(下塗り)
屋根の下塗りについて
屋根も一般的には3回塗りで、そのうち1回目を「下塗り」と言います。
(2回塗りの塗料もあります)
下塗りの役割は外壁と同じで、「素材と上塗り塗料との間の接着剤」と「細かなひび割れ補修」です。
上塗り塗料で塗りつぶされて見えなくなってしまいますが、品質・仕上がりに関わる大切な工程です。
下塗りはスレート、金属など素材によって塗料を変えます。
モニエル瓦やセメント瓦などの特殊な屋根にも、それ専用の下塗り材があります。
また、屋根の劣化状態やひび割れの量などによっては、補強効果の高い下塗りにする場合もあります。
当社では見積もり時に必ず屋根点検を実施していますので、皆様のお家それぞれに最適な下塗りを選定させていただいています。
スレートの下塗り
ハケとローラーを使い分けて、丁寧に塗装していきます。
金属の下塗り(錆止め)
金属屋根には専用の下塗りや、錆止め効果のある下塗りを使います。
ひび割れ補修
下塗りで埋まらないようなひび割れがあった場合は、ひとつひとつコーキングで補修をします。
屋根の塗料も臭いはありますが、臭い自体があまり下方へ降りて行かないため、工事中に気になることはほとんどありません。
高所作業なので職人も安全には十分気を付けながら、塗り残しの無いように丁寧に塗装していきます。