ご不安解決解消Q&A
初めての外壁塗装
塗り替える理由
塗装しないとどうなるの?
塗装が劣化しますと防水効果が失われます。そもそも塗料は色をつける「顔料」と「樹脂」でできているのですが、紫外線により塗膜効果のある樹脂(油脂分)が失われ、「顔料」だけが残ってしまうのです。顔料だけが残った状態では防水効果がなく、吸水率が異常に高くなります。防水効果の薄れた外壁は次第にもろくなり、そのまま放っておくと内部の骨組みにまで影響を与えてしまいます。
まず、塗装が劣化しますと防水効果が失われます。そもそも塗料は色をつける「顔料」と「樹脂」でできているのですが、紫外線により塗膜効果のある樹脂(油脂分)が失われ、「顔料」だけが残ってしまうのです。顔料だけが残った状態では防水効果がなく、吸水率が異常に高くなります。防水効果の薄れた外壁は次第にもろくなり、そのまま放っておくと内部の骨組みにまで影響を与えてしまいます。
実は新築でされている塗装は、あまり年数が持ちません。コスト面と工期短縮を重点において「アクリル樹脂」の塗料が使われていることが多いのですが、他の塗料に比べこのアクリル樹脂は年数が長くもちません。さらに、新築時は「長期に長く保つ」塗装というよりは「きれいに色をつける」という塗装のため塗膜が薄く仕上がっています。そのため長く年数をもたせる事は困難になっているのです。劣化の目安としましては、壁を手でさわると白い粉が付く「チョーキング」現象が一番、目ではっきりと判断できる目安になると思います。
しかし、この「チョーキング」も日がよく当たる場所と、あまり当たらない場所では、よく当たる場所のほうが、早く起こりやすいので、あくまでも一つの目安です。
後は、年数です。これもやはり、だいたいの目安ですが、7~8年。もちろん、お家の状態によっては、4年や5年で塗り替えが必要な場合もありますが、この7~8年が耐候年数としては限界かもしれません。ただし、あくまでも目安であり、家によっては8年経っていても「チョーキング」が少ないお家も実際にあります。
しかし、家を長生きさせるためには、年数で塗装時期を判断するのが適正かと思われます。