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雹で屋根やカーポートが被害を受けた時は火災保険!申請の流れとコツ │ 投稿 │ユーコーコミュニティー

雹で屋根やカーポートが被害を受けた時は火災保険!申請の流れとコツ

「雹で屋根がボコボコに…保険で直せるの?」

「手続きは難しそうだし、どこにお願いすればいいか分からない…」

そんな風に悩んでいませんか?

 

実は、雹による屋根の損傷は、火災保険で修理費用の一部または大部分が支払われるケースが少なくありません。

例えば、屋根の修理費用が100万円かかったとしても、保険金で90万円が補償されたご家庭もいらっしゃいます。

 

でも、「申請が難しそう」「どこにお願いすればいいか分からない」という不安があるかもしれません。

ご安心ください。 当社は、屋根・外壁リフォーム専門店で、雹被害の修理や火災保険対応にも長年の実績があります。

申請手続きのポイントや注意点を、具体的にご紹介いたします。

 

この記事を読めば、雹被害に遭われた際でも、慌てず冷静に対処できるようになります。

大切なご自宅を、適切な保険で守り、快適な暮らしを取り戻しましょう。

ぜひ最後までお読みください。

 

雹によるお家の被害は火災保険が使えます

ご自宅の火災保険には、風や雪だけでなく、雹による被害も補償される『風災補償』が付帯していることが多いです。

例えば、雹によって屋根の瓦が割れたり、外壁にへこみができたりした場合、火災保険の対象となる可能性があります。

これから、雹によるどのような被害が補償の対象になるのか、詳しくご説明いたします。

 

雹災(ひょう災)とは

雹(ひょう)は、雷雨のときに降ることがある、直径5mm以上の氷の塊です。

日本でも、時にはゴルフボールほどの大きさの雹が降ることがあり、ガラスや屋根を壊すなど建物に被害を与えることがあります。

このように、雹で生じた被害を「雹災(ひょうさい)」と呼びます。

 

雹災は頻繁には起こりませんが、突然局地的に発生し、予測が難しい災害です。

そのため、火災保険で備えておくと安心です。

 

雹災で補償対象になる例

雹による被害で火災保険の対象になるものは、「建物」「家財」です。

以下のような場合、補償対象になる可能性があります。

 

・窓ガラスが割れた

・天窓が割れた

・カーポートに穴が開いた

・雨どいが割れた

・ベランダのテラス屋根・波板が壊れた

・屋根瓦が割れた

・網戸が破れた

・太陽光パネルが割れた

・外壁が欠けた、塗装が剥がれた

・窓ガラスを突き破り、家の中の家具が壊れた

 

※これらは一例です。保険会社によって対象物が異なる場合があります。

 

車の被害は車両保険

雹で車に被害があった場合は、火災保険ではなく車両保険の範囲となります。

自動車は、火災保険の対象となる「家財」には含まれないからです。

車の被害は、自動車保険でカバーしましょう。

 

雹被害が火災保険で補償されないケース

雹でお家が被害を受けたとしても、100%保険金がもらえるわけではありません。

補償されないケースを解説します。

 

雹災に対する補償に入っていないとき

火災保険に雹災に対する補償が含まれていない場合、雹による被害が発生しても、保険金は支払われません。

 

多くの火災保険では、風災、雹災、雪災といった自然災害による損害をまとめて「風災補償」としてカバーしています。

しかし、最近では、保険料を抑えるために、このような補償を自由に組み合わせられるタイプの火災保険も増えています。

 

雹災の補償を外してしまった場合、雹によって屋根が破損したり、窓ガラスが割れたりしても、保険金請求はできません。

 

被害が軽微で機能に支障がないとき

雹によって建物や家財に生じた損傷が軽微だった場合、保険金が支払われないことがあります。

 

例えば、屋根に小さなへこみができたり、外壁に擦り傷がついた程度の損傷は、建物の機能に支障がないと判断されることがあります。

このような場合、保険金が支払われない可能性があります。

 

経年劣化と判断された場合

雹による被害ではなく、日常の風や雨による摩耗など、長年にわたる経年劣化は火災保険の補償対象外です。

 

例えば、テラスの屋根が長年の使用でひび割れていたり、塗装が古く、雹が降る前からあちこち剥がれていたような場合です。

このように「雹の被害ではなく、経年劣化です」と判断されると、保険は適用されません。

 

火災保険が適用されるかどうかの最終判断は、保険会社が行います。

提出した書類や写真、保険会社の鑑定人による現地調査の結果で決まります。

 

そのため、最初から「保険金が使えますよ!」と安易に工事を進めようとする怪しい業者には注意しましょう。

 

損害の金額が一定額以下のとき

火災保険には「免責金額」が設定されている場合があります(免責型)。

雹による被害額がこの免責金額以下だと、保険の補償は受けられません。

 

免責金額とは、保険請求時に自己負担する金額のことです。

例えば、免責金額が5万円で損害額が30万円の場合、5万円は自己負担し、残りの25万円が保険金として支払われます。

 

免責金額を高く設定すると保険料が安くなるため、プラン次第では軽微な被害に対して補償が受けられないことがあります。

ご自身がどのようなプランに加入しているか、確認しておきましょう。

 

また、最近は少なくなりましたが、古い住宅ローンとセットで契約した長期の火災保険では「損害が一定額以上のときのみ補償される」タイプ(フランチャイズ型)もあります。

この場合、一般的な損害額の基準は20万円です。

損害額が20万円未満だと保険金は支払われませんが、20万円以上なら全額補償されます。

 

加入している火災保険の内容について、念のため確認しておくことをおすすめします。

 

被害を受けてから3年以上経過しているとき

雹が降ってから3年以上経過すると、その被害についての補償は受けられません。

これは、保険法で「保険金の請求期限は3年」と定められているためです。

この期間を過ぎると、経年劣化による破損か、雹による被害かの判断が難しくなることが理由です。

 

大きな被害はすぐに気づくかもしれませんが、雹災は屋根などの見えにくい場所で発生することが多いため、「自分では気づかなかった」「気づいたら被害を受けていた」というケースもあります。

そのため、被害に気づいたら早めに保険の申請を行うことが重要です。

 

また、近隣で雹災の被害が報告されている場合、自宅も被害を受けている可能性があります。

「もしかしてうちも…?」と思ったら、まずは点検を依頼することが大切です。

早めの対応が補償を受けるためのカギとなるので、覚えておきましょう。

 

雹被害で補償される金額

雹による被害を受けた場合、火災保険から支払われる保険金の額は、ご加入の保険内容によって大きく異なります。

金額を決める仕組みは大きく分けて2パターンです。

 

①免責型

修理費用から、あらかじめ決められた「免責金額」を差し引いた金額が保険金として支払われるパターンです。

 

例: 免責金額が5万円の場合、修理費用が10万円であれば、保険金は5万円になります。

 

特徴: 免責金額を高く設定することで、保険料を安くすることができます。

 

注意点: 軽微な被害の場合、免責金額を下回ることがあり、全額自己負担となる可能性があります。

 

②フランチャイズ型

修理費用が一定の金額(認定損害額)を超えた場合にのみ、全額の保険金が支払われます。

 

例: 認定損害額が20万円の場合、修理費用が15万円であれば保険金は支払われませんが、25万円であれば全額が支払われます。

 

特徴: 昔ながらの火災保険によく見られるタイプで、近年は少なくなっています。

 

注意点: 認定損害額を下回る被害は、全額自己負担となります。

 

雹害の補償を受けるためには、まずご自身が加入している保険証券をよく確認し、免責金額やフランチャイズの有無、金額などを把握しましょう。

保険会社に問い合わせ: 不明な点があれば、保険会社に問い合わせて、具体的な補償内容を確認しましょう。

 

雹被害の保険金請求の流れ

それでは、実際に火災保険の申請をする流れを見ていきましょう。

 

火災保険の申請の流れは、大きく分けて以下の5つのステップになります。

 

【1】保険会社に連絡

雹が降った日時、被害を受けた場所、被害の状況などを詳しく伝えます。

その後、保険金請求に必要な書類(保険金請求書、見積書など)が送付されます。

【2】修理業者に見積もり・写真撮影の依頼

信頼できる業者に修理の見積もりを依頼します。

このとき、申請に必要な被害状況がわかる写真も撮ってもらいます。

【3】必要書類の提出

保険金請求書: 保険会社から送付された保険金請求書に、必要事項を記入します。

見積書: 修理業者から作成された見積書を添付します。

写真:被害状況がわかるものを添付します。

その他:このほか、保険会社が求める書類を全て揃えます。

(保険会社の鑑定人による確認・調査)※行われない場合もあります

提出した書類だけで判断が難しい場合などは、保険会社から鑑定人が来て被害状況を改めて調査することがあります。

GOAL! 保険金の入金

書類や調査結果をもとに保険金支払額が決定し、後日支払いが行われます。

 

 

★火災保険のフォローはユーコーへお任せください!

ドローン点検

雹やその他の自然災害で被害を受けた際は、東京・神奈川で実績19,000件以上のユーコーコミュニティーへご相談ください。

保険申請に必要な見積書や写真のご提供など、無料でサポートしております。

 

・屋根はドローンや高所カメラで安全に点検!

・豊富な実績から最適な修理プランをご提案!

・保険の申請書類の書き方などのフォローも無料実施中!

 

想定外のダメージを受けた大切なお家を直すために、火災保険は有効活用すべきものです。

きちんと申請できるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

 

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雹被害で火災保険を使うときの注意ポイント

雹被害に火災保険を使うとき気を付けるべき点を4つご紹介します。

 

被害状況は早めに写真に撮っておく

雹による被害箇所は、できるだけ早く写真を撮りましょう。
保険申請には被害状況の写真が必要です。

自分で確認できる範囲は、スマートフォンなどで撮影してください。

屋根など自分では確認しにくい場所は、信頼できる修理業者に依頼して、早めに撮影してもらいましょう。

 

大切なのは、写真を撮る前に修理を始めないことです。
訪問業者の中には「今すぐ直しますよ!」と急いで契約を迫るケースもありますが、勝手に修理を進めてしまうと、保険申請ができなくなる可能性があります。焦らずに対応しましょう。

 

保険でカバーされるのは「原状回復」、グレードアップは対象外

火災保険は、被害を受けたものを元の状態に戻す「原状回復」のための補償です。

そのため、次のようなグレードアップや付加的な工事は保険でカバーされません。

・一部修理で済む雨どいを全交換する

・カーポートをガレージに変更する

・修理のついでに外壁塗装をする

これらは保険の対象外となりますので、注意が必要です。

 

火災保険で補償される項目

・修理に必要な足場の費用

・作業にかかる人件費

・原状回復に必要な材料費

・破損した物の処分費

など

 

火災保険で補償されない項目

・小さな損害部分を広範囲で修理する費用

・グレードの高い材料を使用する費用

・被害に関係のない場所の工事費

 

ただし、部材が廃盤で元の状態に戻せない場合、新しいものに交換せざるを得ない状況であれば、保険の対象になります。

例:破損した雨どいが廃盤で、部分補修が不可能な場合、耐久性の高い新しい雨どいに全交換する工事も火災保険でカバーされます。

 

保険金の使い道は自由だが、修理しないと今後の補償に影響が出る

火災保険の申請は、見積書や被害写真を提出するだけでできるため、工事をしなくても保険金を受け取ることが可能です。

受け取ったお金の使い道は自由ですが、必ず修理を行うことを強くおすすめします

 

修理をしないと起こりうるリスク:

・同じ箇所の損害が補償されなくなる可能性

・被害が拡大し、将来的に修理費が高額になる

 

まず、修理をしないままにしておくと、後に同じ場所で再度被害が発生した場合、前回の損害なのか新たな損害なのか区別がつかなくなります。

その結果、保険会社が補償を拒否する可能性があります。

 

さらに、被害箇所を放置すると、時間の経過とともに損傷が悪化し、より大きな修理が必要になることがあります。

早く対応していれば小規模な修理で済んだものが、大掛かりな工事に発展し、結果的に住宅の寿命を縮め、高額な修理費用を負担することになるでしょう。

 

例えば、雹で屋根が割れたまま放置すると、雨漏りが発生するかもしれません。

雨水が家の内部に侵入すれば、家全体が傷み、家の寿命が大幅に短くなります。

最悪の場合、家を建て替える必要が出ることも考えられます。

 

このような事態を防ぐためにも、雹被害は早めに修理を行い、家を守ることが大切です

 

保険金請求を利用した詐欺・悪質業者に注意!

近年、火災保険を悪用して不正な提案や施工を行う業者が増加しています。

以下のような被害が報告されています。

 

・「保険でタダで修理できる」と言われ、高額な工事を契約したが、実際には保険がほとんど下りなかった。

・災害とは無関係のリフォームを含め、虚偽の保険申請をさせられた(不正請求)。

・保険申請の代行手数料として、高額な料金を請求された。

 

 

こうしたトラブルを防ぐための対策として、信頼できる業者を選ぶことが最も大切です。

特に、飛び込み訪問で契約を急かすケースが多いので、その場で慌てて判断せず、慎重に業者を見極めるようにしましょう。

 

最後の章で、業者選びのポイントをご紹介します。

 

雹被害の修理や保険対応を安心して任せられる業者選び7つのコツ

雹による被害の修理には、火災保険を活用するために業者との連携が不可欠です。

しかし、近年増加している詐欺虚偽申請を強要する悪質業者には注意が必要です。

トラブルを避け、信頼できる業者を選ぶためのポイントを押さえましょう。

以下の7つのコツを参考に、安心して任せられる業者を見極めてください。

 

1.「絶対」「必ず」「全額もらえる」と無理に話を進めていないか

保険会社に確認する前に、補償が確実だと断言する業者は危険です。保険金が下りるかどうか判断できるのは、保険会社だけです。

 

2.契約を急かさないか

悪質な業者は、すぐに契約を結ぶよう迫ってきます。落ち着いて判断できるよう、契約を急かさない業者を選びましょう。

 

3.地元での実績や評判が良いか

地域に根ざした業者は、地元での評判や実績が信頼の証です。口コミや評価をチェックしてみましょう。

 

4.保険対応の経験が豊富か

火災保険を使った修理に慣れている業者を選ぶことで、スムーズに申請が進みます。保険対応の経験を確認しましょう。

 

5.会社の所在地が明確か

実体のない業者には要注意です。会社の所在地がはっきりしている業者を選び、電話やメールでの連絡が容易に取れることを確認しましょう。

 

6.チラシやホームページがしっかりしているか

信頼できる業者は、チラシやホームページにも力を入れています。情報が充実しているか、信頼性のあるサイトかを確認してください。

 

7.点検結果や見積書の説明が丁寧か

業者が点検結果や見積もり内容をきちんと説明し、質問に丁寧に答えてくれるかどうかも重要なポイントです。

 

悪質業者は親切そうに見せかけ、火災保険の話を強引に進めることが多いです。

甘い言葉に惑わされず、冷静に業者の実績や経験を確認し、信頼できるかどうかを判断してください。

大切な家を守るため、少しでも負担を減らして修理ができるよう、信頼できる業者を見つけましょう。

 

まとめ

・雹による家の被害(屋根、雨どい、カーポート、家財など)は火災保険の対象です。

・補償対象外となるケース:保険内容や軽微な被害、3年以上経過している場合などは対象外になることがあります。

・保険金請求の流れ:保険会社へ連絡 → 業者による見積もり → 書類提出。

・詐欺や悪質業者に注意:火災保険を使ったトラブルに巻き込まれないようにしましょう。

・業者選びのポイント:信頼できる業者を見極めるため、7つのチェックポイントを確認しましょう。

 

雹は突然降り、大きな被害をもたらすことがあります。

特に屋根など目に見えない箇所に被害が出ることもあり、不安に感じるかもしれません。

しかし、焦らず対応すれば、適切な補償を受けることができます。

この記事の内容を参考に、冷静に対処してください。

 

あなたの大切なお家の工事に少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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