STEP 06コーキング作業
コーキングについて
コーキング(シーリング)は、ボードの境目や窓サッシ周りなどの継ぎ目にあるゴム状の素材です。
継ぎ目から雨水が侵入するのを防いでくれています。
ただ、ゴムは紫外線によって劣化し、年数が経つと弾力を失ってひび割れたり裂けたりしてしまいます。
そのため、塗装前に古いコーキングの打ち替え(交換)や増し打ち(追加)の作業を行います。
コーキング打ち替え
ボードの境目にある目地は、基本的にすべて撤去・交換をします。以下のような手順で作業していきます。
①カッターなどで古いコーキングを撤去
②はみ出防止のテープをはる
③プライマー(接着剤)を塗る
④新しいコーキングを充填する
⑤表面をヘラで整える
⑥テープをはがして完了!
コーキング増し打ち
窓サッシの周りやカッターが入らない箇所などは、上から新しいコーキングを重ね打ちします。
目地と同じようにカッターで撤去しようとすると、サッシ沿いにある内部の防水シートを傷つけ、かえって雨漏れの原因になる可能性があるためです。
作業手順は、撤去が無い以外は打ち替えと同じです。